アルコールと肝臓病の関係

アルコールは体内の臓器に様々な影響を及ぼします。その中でも肝臓はアルコールに対し、高頻度で重篤な病気にかかりやすい臓器です。アルコールを日常的に摂取している方、過剰摂取している方はアルコール性肝臓病に注意が必要です。

 

アルコール性肝臓病の第一段階

 

アルコール性肝臓病には様々な種類がありますが、アルコールの飲みすぎにより最初に罹りやすいのが肝脂肪と呼ばれる疾患です。肝脂肪はその名前のとおり、肝臓に中性脂肪やコレステロールが溜まった状態のことで肝臓の肥満症とも言える病気です。

 

飲酒が原因の肝脂肪は、アルコールを止めることで短期間で改善することができます。肝脂肪と診断された方は、アルコールの摂取を控えましょう。

 

アルコール性肝臓病の第二段階

 

肝脂肪を放置し、アルコールを摂取し続けた場合、アルコール性肝炎というものに罹ります。アルコール性肝炎は、腹痛、発熱、黄疸などの症状が見られ、場合によっては死亡する危険性もあります。

 

一度アルコール性肝炎に罹った方は、断酒をするのが困難な状態になります。アルコール性肝炎が改善して再び飲酒をすることで、アルコール性肝臓病の第三段階へ進んでしまいます。

 

アルコール性肝臓病の第三段階

 

アルコール性肝炎を放置、もしくは改善後にまた飲酒を再開した場合、アルコール性肝臓病の最終段階の肝硬変になります。症状として腹水、黄疸、吐血などがあげられます。

 

肝硬変は長期間のアルコール摂取により発病します。最終段階の肝硬変になった場合でも、断酒と適切な治療により改善するので、医師の指導のもと、正しい治療と食生活や生活習慣の改善に努めてください。