「沈黙の臓器」肝臓の病気を早期発見するには

「沈黙の臓器」と呼ばれている肝臓は、その名前のとおり何らかの異常があっても初期症状が出にくい臓器です。しかし、肝臓は身体の中でも重要な役割を果たしている臓器で、生きていく上で必要不可欠なものなのです。

 

健康診断や人間ドックで、ASTとALTと呼ばれる物質の数値を計測して、肝臓に異常がないか調べることができます。しかし、日常的に検査を受けられるわけではないので、気付かないうちに肝臓を悪くしてしまっている場合もあります。

 

沈黙の臓器と言われる肝臓ですが、日常生活の中で少し注意して見てみれば異常を発見することができます。今回はその方法についてご紹介します。

 

顔色のチェック

 

肝臓が悪くなると、顔の皮膚が段々と黄色みがかってきます。色が濃ければ濃いほど肝臓はダメージを受けています。また、顔色が黒みがかっていたら、慢性的な肝臓疾患にかかっている可能性があります。一日に一度は鏡で自分の顔色のチェックをしましょう。

 

顔色のチェックとともに目のチェックも行うといいでしょう。白目部分が黄色くなっている場合、肝臓疾患の可能性があり、また重篤な状態になっている場合があります。

 

身体の皮膚の色のチェック

 

身体のあちこちが黄色くなり、つやがなくなっている場合、肝臓疾患の疑いがあります。特に黄色くなりやすい部分が下肢、上肢、胸腹部などです。周りの皮膚の色と見比べてみて、黄色みがかっている部分を見つけたら要注意です。

 

偏った食事をしている、アルコールを日常的に飲むなどの生活をしている方でこれらが当てはまったら、一度最寄りの消化器科で肝臓を調べてもらいましょう。

 

睡眠不足

 

睡眠不足には様々な原因がありますが、肝臓に疾患がある場合、自律神経失調を起こし、不眠や熟睡できないなどの睡眠障害が起こります。昼になると眠気が出てきて、脱力状態となったら要注意です。

 

睡眠不足は肝臓以外でも様々な病気の可能性が考えられるので、このような方は医療機関で適切な診断を受けるようにしましょう。