AST・ALTが高くなりやすい生活習慣

ASTとALTの数値の検査は、肝臓疾患があるかどうかを調べるのに有効な手段です。健康診断や人間ドックでASTやASLが高値になった方は自分の生活習慣を今一度見直してみてください。その中に、ASTとALTが高値になる理由が隠されています。

 

アルコールの日常的な摂取

 

アルコールの過剰摂取や日常的な摂取により、体内の様々な臓器に異常が出てきます。その中でも特に肝臓はアルコールに対し、最も高頻度で重篤な病気にかかりやすい臓器です。

 

アルコール性の肝臓病は、飲酒量が多いほど、また飲酒期間が長いほど起こりやすくなります。仕事の付き合いなどでアルコールの量が調節しにくいという方もいらっしゃるかと思いますが、アルコール性肝臓病は放置しておくと死亡する可能性もあります。ASTとALTの数値に異常が見られた場合、まずアルコールの摂取を控えましょう。

 

偏った食生活

 

食生活の欧米化が進み、現在は高脂肪の食品が身近になっています。これらは多くのカロリーを含み、肥満の原因となります。

 

肥満も肝臓に負担をかけます。肝臓は身体に必要な物質の合成と解毒を行う器官ですので、肥満が進めば肝臓にかかる負担も大きくなるのです。

 

また、肝臓疾患の一つに肝脂肪があげられます。肝脂肪はカロリー過多による肥満が原因の場合が多いです。しかし、食事量を減らしたり適度な運動で解消されるので、肝脂肪と診断された場合、食生活を見直してみましょう。

 

不規則な生活習慣

 

24時間社会となった現代において、規則正しい生活を送ることが困難という方も珍しくありません。睡眠不足や劣悪な環境下での労働は、身体に大きな負担をかけるとともに、内臓器官にも負担をかけます。十分な休息が得られなければ身体も内蔵も疲弊し、満足な働きができなくなります。このような生活習慣を送り続けていると、肝臓だけでなく他の疾患の可能性も出てきます。

 

AST、ALTが高値の方は、自分の生活習慣を見直すとともに改善するように心がけましょう。